野菜の豆知識2 青じそと大葉の違いとは?
2024/02/12
実のところ「青じそ」と「大葉」は、どちらも「シソ科シソ属アオジソ」という植物のことを指してつまります。植物としてはどちらも同じ青じそである。そう、「植物としては」。
じゃあなんで、青じそのことを大葉と呼ぶの? という話、それは商品化する際の都合である。
青じそという植物は双葉として芽吹いたばかりの、「芽じそ」の状態と、葉っぱが大きく成長した「葉じそ」の状態、どちらも食材として利用できる。
しかしそれぞれ見た目も違えば、料理に使うときの用途も変わってくるため、成長段階でその呼び方を区別して売る必要があったのだとか。
そこで葉じそに付けられた商品名が「大葉」である。「青じそのなかでも、芽吹いたばかりのものではなく、葉っぱが大きく成長した状態のもの」として、このネーミングはわかりやすい!
葉じそが最初に大葉という名前で出荷されたのは1961年のことで、静岡県の生産者がそう呼び出したのが始まりだという。
やはりわかりやすかったのか売り上げがよく、そこからどんどん全国区の呼び名になっていったのだ。
ちなみに花穂を付けた「穂じそ」と呼ばれる部分もある。
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